研究テーマ;ハンス・J・ウェグナーのリデザイン 〜幼児椅子の制作〜
名称;『Baby chair』
2歳から3歳用の幼児椅子
寸法;W378×D354×H387,SH162mm
仕上げ;無塗装
構造;組み立て式
素材;パイン集成材
Baby chairは5つのパーツで構成されています。
クギやネジはもちろん、特別な工具を使わずに子ども自身が自分の手で簡単に組み立てることができたり、
分解できるように設計しました。
パーツ全ての角を丸く削りだし、無塗装仕上げにするなど、子どもに向けた安全性にも配慮し、デザインしました。
リデザイン内容
ハンス・J・ウェグナーのペーターズチェアとYチェア、アームチェアを組み合わせてBaby chairをデザインしました。
将来の我が子の特等席にと “愛” を込めて作りました。
日本と北欧の共通点として、木の特性を生かして主体的に扱う、また手触り、
手量りの感覚にこだわる国民性があることがあげられます。
デンマークでは家具の手触りを確かめることを“指の目で見る”といいます。
生活用品の場合、手触りというのは大切な要素です。
北欧家具デザイナーの一人、オーレ・ヴァンシアは、椅子はアームの裏側が一番大切だと言っていました。
立ったり座ったりするときアームをぐっと持つ、そのとき裏側に指先が当たる。そこをきっちりと仕上げなくてはいけないのだと。
Baby chairもその部分を重点的に滑らかに仕上げています。
またウェグナーは自身の作品を芸術作品ではなく、日用工芸品だといっていました。
手で触り、座り、よく見て、五感を通して作品から言いたいことを感じ取ってくださいと。
実際にBaby chairに触れ、木の温もり、かおり、肌触りをぜひ感じていただきたいです。


